せかい

何者でもない私から、何者でもないあなたに向けて

2年間親族経営の中小企業に勤めておもうこと

どうもどうも

新卒で就職してから早2年、いよいよ本気で退職を検討しています。

自分の考えを整理するためにもここに書いていこう

まず会社のいいところ

・家賃補助により家賃かからない

これは東京で働くうえでかなり魅力的な条件。半額ではなく全額負担してもらえる。

・だいたい遅くとも19時には帰れる

終電まで〜とかは経験したことない。

・残業代は30分単位だけどでる

18:59にタイムカード切ったら18:30までと見なされるけどね

・本社が田舎にあるので穏やかなひとがおおい

本社周辺からきた社員が多数を占めるので、みんな穏やか。正直あったことない人が多いけど。

以上

 

悪いところ

・くそ親子経営

中小企業あるあるだと思うけど、親族経営。はい。

 

ムスコは頭も悪く仕事ができない30代前半。でも役員です。

感情的にすぐ切れる、机をバンバン叩きながら怒鳴りちらすタイプ

しかしその怒りの大半が早とちりで、短期的思考。

・くそムスコに逆らえない役員たち

平均年齢は40代のおっさんばかりの会社。しかしみんなこのムスコに逆らえず

総じてヘコヘコしてる。40代以上だともう結婚して子供もいるし、中小企業だから転職もそうそうできなそうだし、ヘコヘコするしかないよね。みてて辛いです。まだ入社して10年くらいの年下の社長のムスコ・頭悪くてデブ、に媚び諂わないと生き残っていけない。それが親子経営。ヘコヘコとムスコの机バンバンコラボが毎日のようにみられる。社長は結局ムスコが可愛いので何もしない。結果ムスコの独壇場。

・ムスコの八つ当たり

ムスコは役員なので自由に出勤・退勤している。そのせいで自分の仕事が回らず、部下たちにその八つ当たりをし、挙げ句の果てに部下のせいにする。そして業務が回らず、みんなが困る。

 

などなど。

ムスコが私の退職したい理由の9割をしめる。

 

以下残り1割

・みえている未来を回避したい

いずれムスコが社長になることは確実。そんな環境で働き続けて自分は一体何になりたいというのか。もちろんムスコの側近にもなりたくないし、ムスコと関わりたくないから役職にもつきたくないし、何よりあいつが社長になった企業の養分になどなりたくない。月の給料のために働いてるし、いまだけ労働って感じ。虚無感。なんでこんなとこ就職したんだろ。そーだそーだ。家賃かからないから魅力的に思ってしまったんだ。他の大企業からはことごとく祈られてしまったし。やりたいことなんてなくて、なんとなく優しくされて入社してしまったのだ。実際ムスコ以外はいい人ばかり。でもそれだけじゃないんだよな。目の前だけをみてはいけなかった。親子企業だってことに気づいてここまでの展開くらい予想しておくべきだった。つまりやめたい。ムスコから離れたい。短い人生を暗い蛍光灯の下で、ムスコと同じ屋根の下で無駄にしたくない。つまりやめたい。いますぐ。

でも会社を退職してまた内定をもらえる自信なんて何もない。いまの会社ではオールラウンダーのように働かされ、社内ではある程度の評価をもらったけど結局無名の中小企業。3年前の就活で祈られまくったトラウマ。転職の仕方もよくわからない。やりたい仕事も特にない。

退職をしたら、友達に何て言われるんだろ。

転職して、もっと最悪な環境に入ったらどうしたらいいんだろ。

いまだけ楽んで、いっそ早く死にたいよ

老後とか無理だよ。

夢もないよ

何もかもめんどくさいよ

 

 

というのがいま2年働いてみての感想。

 

だけどこのままじゃ、また一年くらいだらだら働いて、不満に見合わない安い賃金をうけとり、行動することもなく20代を終える未来がみえてしまう。

 

本当に嫌なら、自分で変えないといけない。

誰も救いあげてくれないし。

人生は短いし、新しい世界に飛び込めるチャンスも若い方が多いに決まってる

だから面倒だけど、怖いけど、だけどいまの現状が続くよりも、

まだ見ぬ未来に期待して、勇気を持って、この会社にはオサラバしましょう。

 

そうすることに、した。